女性から見て、税理士は婚活相手として人気の職業。
「社会的ステータスの高さ」も人気の理由です。
そして、その社会的ステータスの高さは、主に税理士試験の難易度が関係しています。
税理士試験の難しさを理解することで、相手の男性のことをより尊敬できるはず。
では、税理士になるのはどれくらい難しいのかを解説していきます。
税理士試験は5つの科目に合格する必要がある
税理士になるためには、1年に1回実施される税理士試験に合格し、税理士会に登録する必要があります。
税理士試験は11科目の内、5科目に合格しなければなりません。
11科目の中の簿記論と財務諸表論の2科目は必須で、所得税法あるいは法人税法のどちらか1科目を選択する必要があります。
残りの2科目は相続税法や住民税など、税法科目の内から自由に選択して良いことになっています。
そして、5科目は、全て同じタイミングで合格する必要はありません。科目合格すると、その合格科目は一生涯有効となります。そのため、数年かかってでも5科目合格すれば、税理士の資格は得られます。
部分合格が認められているので、簡単そうな印象を持たれるかもしれませんが、そうではありません。
税理士試験の科目は、どれも難易度が非常に高い上に、1科目の学習範囲が非常に広いため、合格するためには1年で1,000時間以上勉強しなければなりません。
しかも税理士試験は「競争試験」で、合格ラインは上位10～15%と非常に狭き門です。
したがって、1年間1科目に専念したとしても必ず合格できるとは限りません。
税理士試験を諦める人の方が圧倒的に多い
税理士は社会的ステータスが高い上に、税金に関する独占業務を行えて収入が高く安定しやすいことから、目指す人も多いです。
しかし、その税理士になるのはとても難しいです。試験の5科目に合格するハードルは非常に高く、10年以上かけても合格できないことは珍しくありません。
20代はもちろんのこと、30代でも合格できず、40代に突入してやっと合格できる人もいます。
中には3年程度で5科目すべてに合格できる人もいますが、あくまでも少数派。
収入も考えなければならないので、いつまでも受験だけに専念することはできません。
そのため、仕事と受験を両立する人は大勢いますが、その両立は大変です。
10年や20年受験を続けるモチベーションは、なかなか常人には維持できないでしょう。
いくつかの科目に合格した後、何年も不合格が続くパターンもあります。そうすると、心が折れて税理士試験を断念してしまう人が出てきます。
むしろ、途中で諦める人の方が圧倒的に多いと言っていいです。
つまり、すでに税理士になれている人は、難易度の高い試験を短期間で合格できる頭脳や、何年も不合格を繰り返しながら、最終的に合格に辿り着ける不屈の根性を持っている人と考えて問題ないでしょう。
ちなみに、税理士になるのを諦めた人は、税理士事務所で税理士の補助をしたり、企業の経理になるケースが多いです。
税理士試験は、5科目全部に合格していなくても、特定の科目に合格しているというだけでステータスになります。2科目ほど合格していれば、上場企業の経理職に転職できるほどです。
このように、税理士は狭き門をくぐり抜けてきた超ハイスペックな人なのです。
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税理士には合格率の低さに見合った社会的ステータスと安定感がある
超難関国家資格である税理士は、社会的ステータスが非常に高いです。
その社会的ステータスは、難易度の高い試験合格に見合うほどで、大勢の人から先生と呼ばれることも多いです。
また、どんなに若くても税理士と名乗るだけで、周囲の見る目が変わることも珍しくはありません。
もちろん婚活の場でも、税理士であることで、大勢の女性から積極的なアプローチをかけられる場合があります。
さらに、税理士は収入が高い傾向があります。
税理士には「税務申告の代理」「税務書類の作成」「税務相談」という3つの独占業務があります。
税務申告は本来、会社や個人などの納税者が行わなければなりませんが、専門家に代行を依頼することが可能です。その代行業務は税理士だけに許されています。もし、税理士ではない人が税務申告の代行を行うと、法律違反となります。
税務申告には書類の作成も欠かせませんが、それも税理士しか行えないことになっています。そして、税務相談は正しく納税するためのアドバイスや、節税のサポートなどが代表的です。また、納税に関するトラブルが発生した時の対処も含まれます。
税務申告は、会社を経営したり個人事業主として活動する場合には必須です。
ただ、税金制度は複雑怪奇で全ての人が税金に詳しいわけではありません。そのため、専門家である税理士に依頼します。
税金に関する相談を受けて良いのは税理士だけと法律で決まっているため、競争が少なく、高くて安定した収入を得られるわけです。
日本から税金制度が無くなることは考えにくいです。しかも、税金に関する業務を独占している税理士の安定感は抜群と言えるでしょう。
婚活中の男性税理士は大勢いる
税理士の男性は頭が良い上に年収も高いというハイスペックの持ち主ですが、実は結婚できていない人も多いです。
税理士資格を得るため、20代～30代前半を勉強と仕事に時間を費やし、恋愛や婚活どころではなかった人が多いからです。
そのため、婚活市場での税理士は年齢層が高めですが、勉強と仕事の忙しさを考えると納得できますね。
「年齢が高くて初婚だと人格に問題があるのかも…」と心配しがちですが、税理士に関してはそのパターンは少なめなので安心していいでしょう。
税理士はお金に関する専門家である上に、収入も安定しています。
そのため、もし税理士の男性とできれば、結婚後に金銭面で苦労することはあまりないでしょう。
